The

マンガ

大まかな設定は主人公(男)が父親と娘三人の寿司屋に弟子入りした話。だが、主人公はモテるわけでもなく、むしろ主人公が登場する話が少なくなっており、もしかして俺が主人公だと思っていたやつはただの脇役ではないのかと勘ぐってしまうマンガ。
このマンガで一番ヒットした話はネズミの話だろうか。寿司屋の屋根裏に住むネズミの話なんだけど、寿司屋にネズミがいるのは衛生上よくないということでぶっちゃけ大半が死んでしまうわけなんですけどね(泣。あと猫と仲良くなったするんだけど、幸せは長くは続かないみたいな。
ページ数が少ないのですぐ読み終わってしまうのが残念。

かってに改蔵最終回を迎えてしまいました。最終話をみると約6年(単行本をかったのは7巻くらいから)という長い年月(ホント長いこと続いたなぁ)を想い、胸からこみ上げてくるもの(まぁ、いろいろと)で、涙ぐんでしまいます(やっぱ哀しいやね)。気に入ってた作品だけに名残惜しいです。この巻には最終回のほかに話の蛇足(描き下ろし)が含まれておりファンなら必読ってほどでもないですけど、読んどくとそれなりに満たされるでしょう。